今回はネット回線を引く際に選択することになる事業者について、ケーブルテレビ会社提供のネット回線とネット回線事業者提供の回線の両方を使用したことがあるKAZUが紹介したいと思います。
私も以前はネット回線は引けばいいもの、価格が安い方が嬉しいもの、他のサービスが充実しているものと言った具合に選択していました。
しかし実際に使ってみると全く違っていて、望んでいた速度が出なかったり、付随サービスを実際には利用しなかったりと色々なことがありました。


結論から言ってしまうと、ネット回線をメインに考える人はネット回線事業者を、視聴コンテンツ等がメインでネット回線はオプション的なものと考える方のみケーブルテレビを選択しましょう!
こんな方に読んでほしい
- ネット回線を契約したいけど迷っている方
- 今ネット回線は契約しているけど不満がある方
- 選ぶ際の基準を知りたい方
Contents
ネット回線事業者を選ぶべき人
ネット回線事業者を選ぶべき人はネット回線がメインの人になります。
ネット回線事業者を選ぶべき人
- 普段から家でYouTubeやVODサービスで動画を楽しんいる方
- 仕事や勉強のために画像・動画などのファイルサイズの大きなものをダウンロードなどする方
- オンラインゲームを楽しんでいる方
ネット回線事業者を選ぶメリット・デメリット
ネット回線事業者を選ぶ最も大きなメリットは回線速度の速さです。
ネット回線がメインだけのことはあり、ケーブルテレビのものと比べると速度は圧倒的に早く、光回線を使用していることが多いのが特徴です。
有線・無線で提供されていますが、回線の速さ、安定性を重視する場合には有線を選択することがおすすめです。
VODサービスを契約することでドラマや映画、スポーツなど自分の見たいコンテンツだけを視聴することが可能になる点も大きなメリットです。
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また有線の場合はフレッツ光やドコモ光などの様に電話回線とのコラボを提供していて、コラボ割などを提供していることが多いので割引も受けられるメリットもあります。
メリット
- ネット回線の速さ
- コラボ割などの割引プラン
- 特に有線の場合の安定性
- ネット環境が安定しているのでVODサービスが楽しめる


デメリット
- ADSLやVDSL回線の場合の速度の遅さ
- 通っていない場合は光回線の工事は必須
- 事業者ごとに提供エリアが異なるので、希望する事業者が選べないことがある


しっかり確認と準備さえしておけば、自分の望む環境を手に入れられるので事前の情報収集はしっかりするようにしてください。
また新規・乗り換え等のキャンペーンが頻繁に行われているので、タイミングを合わせればとてもお得に契約できるので確認は怠らないようにしましょう!
おすすめの有線ネット回線事業者
おすすめのインターネット回線は、条件にもよりますが下り最大2Gbpsと言う速度を叩き出すNURO光です。
動画を見る際にも十分すぎる速度のため、安定した視聴をすることが出来ます。
申し込みには、オプション契約の縛りがなくキャッシュバックなどを受けることが出来る公式サイトがおすすめです。
もしNURO光の提供地域外に住んでいる場合にはドコモ光やauひかりを検討してみてください。
光回線 | セット割対象 | 料金 | 最大速度 | エリア |
---|---|---|---|---|
ドコモ光 | ドコモ | 戸建て 5,200円 | 1Gbps | 全国 |
マンション 4,000円 | ||||
ソフト バンク光 | ソフト バンク | 戸建て 5,200円 | 1Gbps | 全国 |
マンション 3,800円 | ||||
NURO光 | 戸建て 4,734円 | 2Gbps | 一部地域のみ | |
マンション 4,737円 | ||||
au ひかり | au | 戸建て 5,000円前後 | 1Gbps | 一部地域のみ |
マンション 4,000円前後 | ||||
So-net光 | 戸建て 2,980円(2年間) | 1Gbps | 全国 | |
マンション 1,980円(2年間) |
注意ポイント
記載の料金には契約の縛りやスマホの契約台数によって料金が変化する場合がありますので、必ず公式ページでシミュレーションを行ってください。


おすすめの無線ネット回線事業者

おすすめの無線ネット回線事業者は、格安simでもおすすめしているNomad SIMです。
Nomad SIMでは無料でモバイルルーターもレンタルしていて、月額で十分なデータ容量を確保できる点が特におおすすめできます。
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月額サービス
プラン | BASIC | PRO |
月額料金(税抜) | 3,600円 | 4,200円 |
データ容量 | 100GB | 300GB |
通信回線(ソフトバンク回線) | Hybrid 4G LTE | Hybrid 4G LTE |
契約期間 | 1ヶ月~可能 | 1ヶ月~可能 |
対応機種 | SIMフリー端末 | SIMフリー端末 |
※月額利用料の他に初回のみ事務手数料3,000円(税抜)がかかります。
プランはBASIC(100GB)とPRO(300GB)の2つから選べますが、よほどのことがない限り100GBで事足りると思います。
YouTubeの動画を最高画質(1080p)で視聴する場合を目安にすると、100GBならおよそ100時間、300GBならおよそ300時間の視聴ができるくらいです。
もし家にネット回線を引かずに、Nomad SIMだけですべてを賄おうとする場合にはPRO(300GB)を選択しておいた方が良いかもしれません。

注意ポイント
Nomad SIMはプラン変更の場合、1度現在の契約を解約して新規に契約をし直すことになります。
そのため新たに事務手数料の3,000円が掛かってしまいますので、プランの変更の際は慎重に考えるようにしましょう!
モバイルルーターの無料レンタル
Nomad SIMでは月額利用者に対して、希望があれば無料でモバイルルーターのレンタルを貸し出しています。
自分でモバイルルーターを準備しなくていいのは嬉しいポイントなのと、無料で貸りることが出来る点も大きなメリットです。
ただ良いことばかりではなく、
注意ポイント
- バッテリーの消耗による交換が有料(税抜3,000円)
- 充電器(ACアダプタ)が付属していないので自分で用意しなくてはならない
この2点は注意が必要です。
ケーブルテレビを選ぶべき人
ケーブルテレビを選ぶべき人は視聴コンテンツをメインに考えている人です。
契約する際に視聴可能なチャンネルやオプションチャンネルからプランを設計することになり、その上で必要な場合にネット回線を契約するというイメージです。
そのためネット回線自体のクオリティはネット回線事業者の物よりも劣る部分があります。
普段はあまりネット回線は使用しないけれど、色々な番組などを視聴したいという方にはケーブルテレビをおすすめします。
ケーブルテレビ事業者を選ぶメリット・デメリット
ケーブルテレビを選択する場合にはあくまでもメインはコンテンツの視聴であって、ネット回線ではないという事を理解しておくことが重要です。
そのため最低限使えるような速度が出ていれば普段は問題ない方以外にはおすすめはしません。

唯一のおすすめできる人は、立地上光回線は引けないけれどケーブルテレビは引ける方です。
逆にデメリットは、
デメリット
- 何しろネット回線の速度が遅い
- 料金は高め
速度が出ない割に料金が高いというのではとてもお勧めできません。
コンテンツ視聴のためにケーブルテレビを契約したいという方もいるかと思いますので、その中でもおすすめのケーブルテレビをご紹介しておきます。
おすすめケーブルテレビ
ケーブルテレビの場合は地域性が高く、全国的に展開されているものが少ないため1業者に絞るのは難しいのですが、提供エリアにお住いの場合にはJ:COMが良いと思います。
オプション含めたチャンネル数も充実していて、ネット回線速度も契約によりますがそれなりの速度は出ますのでコンテンツ視聴メインの方にはおすすめです。
申し込む場合には取次店よりも、公式からの申し込みの方が有利な場合が多いので、公式からの申し込みをおすすめします。
J:COM提供エリア場合にお住いの場合には、地元ケーブルテレビを調べてみてください。
ケーブルテレビを契約していた時の経験談
以前は実家でJ:COMを利用していました。
海外のサッカーなどを見る場合にはCSアンテナを準備するか、ケーブルテレビで契約するしかなかった時代でサッカー観戦のために契約していました。
7~8年ほど前までその契約にネット回線の契約をプラスして利用していましたが、これは見事に失敗でした。
と言うのもPS4を通してYouTubeを視聴していると、速度の低さから途中から読み込みのグルグルが止まらなくなってしまっていたからです。
この症状についてJ:COMに何度も相談し、J:COM側が調べた結果、大元のケーブル自体を増強するしか改善方法はなく、今のところはそれに取り組む予定はないという回答でした。
つまりネット環境の改善は全く見込めないという事です。
これを機に契約を解除するに至ったわけです。

マンションでフレッツ光を利用していた時の経験談
2017年ごろの話ですが、渋谷のマンションに住んでいたころの話です。
ケーブルテレビでの失敗を踏まえ、この時にはネット環境の拡充を考えフレッツ光で契約しました。
それもギガ〇〇と言う名前の付いている、データの送受信スピードが最大で1Gbpsとうたわれているものです。
これでスピードは一安心、と思って利用しているとまたもや読み込みのぐるぐるの地獄が始まりました。
速度を計ってみると・・・まさかの20Mbpsさえ切っている悲惨さ。



最大1Gbpsをうたっているのに、50分の1未満の速度しか出ていないというのは明らかにおかしい!
と、考え調べてみるとまさかの結末が・・・。
実は私の住んでいたマンションには光回線が引かれておらず、VDSLと言う前世代的な回線が引かれていたのです。
VDSLではどんなにいい条件でも最大100Mbps、通常なら50Mbps程度以下しか望めません。
また夜間や休日のように、マンションの多くの住人がネットを使う状態になると更に速度は下がって行ってしまうんです。
ちなみに集合住宅の場合にはVDSLやADSLから光回線に勝手に変えることはできませんし、オーナーの方の判断、負担になるので簡単に改善されることはないと思っておいた方が良いです。


今現在のドコモ光の体験談
今現在私はNURO光でなく、ドコモ契約者なのでドコモ光を利用しています。
実は速度にこだわるのであれば間違いなくNURO光なのですが、価格面等を総合的に考えるとドコモユーザーはドコモ光の方がメリットが大きいです。
ドコモ光での速度を計ってみると、
十分な速さが出ていました。
数回計測してみましたが、大体400Mbps前後出ているので普段使いには十分以上の速度が出ています。


PS4やPCのオンラインゲームでも遅延等発生しませんし、YouTubeなどの動画視聴も問題なくこなすことが出来ています。
ネット環境としてはこれ以上を求める必要性はほとんどないのではないかと思います。
ネット環境で迷っている方はNURO光やドコモ光、auひかり、Softbank光などが間違いなくおすすめです。
ネット回線を申し込むならこっちだ!ネット回線事業者VSケーブルテレビのまとめ
ネット回線を申し込むならどちらが良いのかについて紹介してきましたが、ネット環境重視であればネット回線事業者1択です。
またその中でも最もおすすめなのはNURO光であり、NURO光のエリア対象外の場合などはその他ドコモ光やauひかりなどがおすすめとなります。
ケーブルテレビを選択するのは、ネット回線事業者の提供エリア外である場合やコンテンツ視聴がメインである場合に限られると思います。
私の経験上でも、ネットを重視する場合にはケーブルテレビを選択するメリットはないので出来る限りネット回線事業者を選択し、ストレスないネット環境を構築してください。
以上、ネット回線を申し込むならこっちだ!ネット回線事業者VSケーブルテレビでした。